できるキャバ嬢のメールテク
2019/6/17
咫尺之書
~ごく短い手紙のこと~
「お客さんにどういう営業メールを送るのがいいの?」と悩んでいる人も、けっこう多いのではないでしょうか。
最近はメールのほかにもLINEやTwitterなどのSNSも活発です。色々な手段があるだけに、非効率な営業になっている子も多いです。
どうせ営業メールするなら、最大限の効果を出したいですよね。
こんなメールは
今すぐやめよう
単刀直入メール
アナタのことをそこまで気に入ってない状態で「お店に来て」なんてどストレートな営業メールが送られてきたら、お客さんはウンザリするし、返信もありません。直接的な営業は、何回も来てくれるようになって仲良くなるまで避けましょう。
「この人なら大丈夫!」と自信を持てる関係になったとしても、「お店に来て」ではなく「会いたいから来て」という言い回しにしましょう。
まとめて送信メール
お客さんの名前が入っていない、誰に送っても違和感のないような文章を一括送信している子がよくいますが、それはお客さんにもバレています。文章は共通のメールでも、本文に必ずお客さんの名前を入れるようにしましょう。
返信があれば、そのお客さん個々にあわせて返信メールを作成しましょう。
勝手に完結しているブログ系メール
「今日は○○にごはん食べに行ったよ~!
とってもおいしかった!」
こんな風に完結しているメールは、返信率が下がります。
メールの最後は質問の形で終わりにしましょう。そうすることで返信率は飛躍的にアップします。
無意味に長いメール
日記系メールによく見られる営業メールです。
頑張ってアナタの日常をダラダラ長く書いて報告されても、お客さんはリアクションをとりにくいです。しんどいだけで大した効果もないのでやめましょう。
「お店が暇」メール
暇なお店に、お客さんは行きたいと思いません。嘘でもいいので「お店は忙しいけど私は暇」と言いましょう。
LINEよりメールがオススメ
特に既婚者にLINEで連絡すると、スマホの画面に表示された文章を奥さんに見られる危険性があります。ブロックや非表示にされる原因にもなるのでメールにしましょう。
また、LINEだとお客さんからのメッセージに既読をつけてしまうと、「すぐに返信しないといけない」という気持ちになってしまいますが、メールだと忙しい事を理由に返信が遅くなっても大丈夫です。
ゆとりを持つ意味でもメールがオススメです。
こんなメールは効果的!
売れるキャバ嬢の
メールテクニック
返信がなくても定期的に送り続ける
返信が無いからといって、すぐに諦めている人も多いです。けど、一度キャバクラに飲みに来ているからには、頻度が少なくても次もどこかしらのキャバクラに行く可能性はとても高いワケです。
マメにメールを送っていると、『来店予定じゃなかったお客さん』が突然来店してくれることが多くなります。
最初はキャバクラに行くつもりは無かったけど、飲み会の2次会・3次会で「キャバクラに行こう」となることも少なくありません。
お客さんが「どこのキャバクラ行こうか」となった時に、週1回返事も返してないのに連絡し続けてくれている子がいたら、「突然行って、ビックリさせてやる!」なんて考えるお客さんもいます。
なので、メールが返って来なくても、週に1回くらいはメールを送り続けましょう。
お礼メールを工夫する
はじめて接客したお客さんにお礼メールを送る時、普通に「ありがとう!楽しかった!」的なメールをみなさん送りますよね。そこでお礼だけでなく、その日会話した内容を少しでもいいので入れるようにしてください。
「ちゃんと私はあなたの話聞いていたよ!」「私も楽しかったよ!」というアピールにつながります。
写真を添付する
写真を添付することで、お客さんは顔を忘れません。
その写真を見て「また会いたい」と思うかもしれません。少なくとも、お客さんはアナタの顔を忘れません。
写真は積極的に送るようにしましょう。
昼頃にメールする
昼休みを狙ってメールします。昼休みの頃に「今日はどこで1杯ひっかけようか」なんて考えているサラリーマンの方も少なくありません。その時間帯を狙ってメールを送ります。
仕事が始まれば自然とメールも終わるので、自分もラクです。
やりにくいな~と思うお客さんにも
メールする
「場内指名はもらったけど、なんだかこのお客さん苦手」ってお客さんは、どのキャストにもいると思います。大抵のキャバ嬢は、こういうお客さんに対して積極的にメールをしません。
けど、アナタが苦手と感じるということは、ほかのキャバ嬢も苦手で敬遠されている可能性が高いです。ライバルが少なく、またそのお客さん自身もあまりキャバ嬢から営業メールをもらっていない可能性があります。
アナタがちょっとしたことをほめてあげたり、気遣ってあげたり。あたかも特別扱いしているかのように振る舞うだけで、意外といいお客さんになってくれたりします。
難しいなって思うお客さんにこそ、積極的にメールしましょう。
月曜日の朝一にメールする
重い話になってしまいますが、実は月曜日というのは、1週間のうちで自殺者が一番多いです。「月曜日からまた1週間仕事か」と思うと、しんどくなってしまうのでしょう。
一番精神的に弱っているであろう時に、アナタのメールで癒してあげてください。
続けていくうちに「君のメールにいつも元気もらってるよ!」と、お礼にお店に来てくれるようになります。
お客さんの
「営業メールしなくていいよ」
は絶好のチャンス!
定期的に何気ないメールを送っていると、「なんか営業されてる気がして嫌だから、もうメールしてこなくていいよ!行くときはこっちから連絡するから!」みたいに言うお客さんも割といます。
多くの子がお客さんにこう言われてメールを送るのをやめてしまうのですが、とってももったいないです。
本当に嫌がっているお客さんなんて実際にはほとんどいません。嫌なら無視し続ける・拒否する・迷惑メールに分類する‥‥と、どうにでもできます。
そこをあえて返信しているんです。
お客さんは反応をみています
パターンA
「営業メールは送らなくていいよ」
→ メールが来なくなった
→「やっぱり営業だったんだ‥‥」
パターンB
「営業メールは送らなくていいよ」
→ でもメールが来る
→「もしかして営業とかじゃなくて本当にメールしたいのか?」
→「もしかして脈があるんじゃないか‥‥?」
という風に考えます。なので、お客さんから「もうメールしなくていい」と言われて止めちゃうと、今までの苦労が水の泡です。
そんな時こそ、
「私がメールしたいからしてるだけ」
「○○さんに読んでほしいから送っているんだよ!」
と伝えて、メールを送り続けてみましょう。
「来てくれるお客さんにだけ連絡を取り、来てくれないお客さんは早く切りたい」
そう焦ってストレートな営業メールをするキャバ嬢さんが多くいます。早い段階でそういう営業メールを送ると、すぐに距離を置かれてしまうでしょう。
本当は時間をかけてメールしていればいいお客さんになった『見込み客』も逃してしまうことになります。
結果が出るか出ないかわからないことをコツコツ頑張り続けるのは難しいことですが、営業メールをマメにコツコツ続けていると、絶対に近い将来、必ず結果がついてきます。返信がないお客さんにも定期的に送るようにしましょう。
「メール頑張っていれば、必ず結果が出る!」