お客さんからプレゼントをもらう時の注意点

2019/7/2

恐悦至極きょうえつしごく
~相手の厚意に大変喜び感謝すること。~


このお仕事を頑張っていると、誕生日やクリスマス・ホワイトデーなどにお客さんからプレゼントをもらえる機会も多くなってきます。

しかし実はこのプレゼント、受け取り方を間違えると色々と大変です
「こんなに色々買ってやったのに」と見返りを求められて、その後の営業がやりにくくなってしまいます。

そんなことにならないように、プレゼントの受け取り方やその注意点について、簡単にご説明します。

プレゼントをもらって
トラブルになるパターン

下心ありのプレゼント

口説くためのプレゼント。これだけやったら口説けるだろうと思ってお客さんがするプレゼントです。

見返りを求めてきそうなお客さんからのプレゼントは要注意です。

ただ喜んでもらいたいと思っての
プレゼントだったハズが‥‥

最初は純粋にアナタが喜ぶ顔が見たいだけだったのに、途中から今まで買ったプレゼントの総額を計算する人がいます。
見返りを求められてもアナタはそれに応えることが出来ない。結果お客さんの寿命を短くします。

「そんなこと言われても、プレゼントをしたのはお客さんからなんだから、見返りを求められても困るわ!」と、多くの子はそう感じるはずです。
その通りなのですが、少し工夫した『プレゼントの受け取り方』をするだけで、お客さんから見返りを求められることはなくなります。

プレゼントを受け取る時の注意点

自分から要求しない

アナタから「ヴィトンのバッグが欲しい」と要求して、お客さんが買ってくれたとしましょう。するとお客さんは、「君の要望を聞いたから、自分の要望も聞いてよね」と考えます。

このように見返りを求める理由を、お客さんに与えてしまうのです。その後の営業が何かとやりにくくなるので、自分から要求することはやめましょう。

要求はせずにアピールだけする

「私○○のブランドが大好きでね。最近こんな新作バッグが出たんだけど、今はそれ買うためにシフト増やして頑張ってるの。けどやっぱり高いから、買える頃には次の新作でてるかも‥‥」

こんな感じで、さらっとアピールします。誕生日やクリスマスなどのイベントの1か月前くらいに言うのがオススメです。

買ってくれると言っても一度は断る

お客さんが「しょうがないなー、それなら買ってあげるよ!」と言ってきても、

「めっちゃうれしい!けど本当に高いし、悪いから遠慮しとくね。けどそんな風に言ってくれるの○○さんくらいだし、すごくうれしいよ。ありがとう!」

と、最初は辞退しましょう。

お客さんはてっきり「買って買って!」とせがまれるものと思っていたところでこんな風に断られると、余計に買ってあげたくなるのです

実際にプレゼントをされても
一度は受け取るのを断る

お客さんが実際にプレゼントを手渡して来たらもう大丈夫です。何を言っても、プレゼントはアナタのものになります。
でも、そこで「こんな高価なもの悪いので、受け取れません」と一度断ってください

そうするとお客さんも「自分がプレゼントしたいからするんだ!気を遣わず貰ってくれ!」と、ダメ押しの一言を言ってくれるハズです。
この瞬間、お客さんの認識も明確に『自分が一方的に勝手にプレゼントした』になるワケです。

とても重要なので、この言葉を引き出すように意識しましょう!

プレゼントのお返しをする

ここまで、アナタは一度もプレゼントを要求していませんし、むしろ断ってもいます。
流れとしては完璧なのですが、ダメ押しの“プレゼント返し”をしましょう。

お客さんからの印象をよくするだけではなく、“プレゼント返し”を“見返り”としておくのです。
クリスマスプレゼントだったら、もらうだけではなくアナタからもプレゼントを。お客さんの誕生日プレゼントも、あげて損ではありません。

お客さんはアナタからのプレゼントを期待しているわけではありませんので、高価なものでなくても構いません。手作りのお菓子など、女性らしさをアピールできるものでもOKです。


  • 自分からプレゼントを要求しない
  • 要求はしないけど、欲しいというアピールはする
  • 買ってあげると言われても乗っからない
  • プレゼントを渡されたら、最低でも1回は断る(断った後で受け取る)
  • お返しをする

このように、上手にプレゼントを受け取ることができると、お客さんからプレゼントの見返りを求められて、その後の営業がやりにくくなるなんてことは無くなります。是非実践してみてください。