団体接客・複数接客が劇的にうまくなる意識とコツ
2019/8/7

自己顕示
~自分の存在を多くの人の中で、ことさらに目立たせること~
複数のお客さんと複数のキャスト、つまり『みんなで話す席』が苦手というコ、意外と多いです。
となりのお客さんも気遣いながら、グループの会話にも耳を傾けないといけないので、1対1の接客よりも難しくて当然です。
けれど少しの意識とコツで団体接客・複数接客の苦手意識を克服できます。
無理に会話に入ろうとする必要はない
「自分、全然話せてない…」
初心者のコは、こんな風に考えて焦ります。結果何もできず、あきらめて空気になろうとして、逆に浮いてしまう‥‥
グループでの会話で盛り上がっているときは、1対1の接客に比べて1人当たりの会話量は必然的に少なくなります。会話の数は減って当然なんです。
団体接客においては、会話できてなかったとしても焦る必要はありません。
会話できなくとも、リアクションだけは絶対に取る
- 話している人の目を見る
- 「うんうん!」と相槌を打つ
- ボケたら思いきり笑う
話せなくても、こんな風にリアクションさえキチンと取ることができれば、アナタも立派なそのグループの一員です。自分が会話に入っていけなかったとしても、焦る必要はないんです。
お酒を作ったり、テーブルマナーを大切に
話せなくてもできることはあるはずです。
- お客さんのグラスを拭く
- 灰皿を取り替える
- アイスを取り替える
- お酒を作る
経験が浅いうちは、テーブル上の事に集中すると会話が全然耳に入ってきません。
会話にもしっかり意識を集中させて、リアクションを取ることを忘れずに、それらをこなしていきましょう。
キャストやお客さんから話を振られたらチャンス
リアクションをキチンと取っていれば、ほかのキャストやお客さんから高確率で会話が振られます。
例えば下ネタで盛り上がっていたとしましょう。
団体接客が苦手なキャストは、急に話を振られて焦ります。そして
といった感じで、質問に対する返事しかできません。これだとほかのキャストから
「この子に話を振っても盛り上がらないな」
と思われます。これだと周りのキャストも、話を振りにくくなります。
“返事+1”を意識する
もうどうやったらいいかわからなくて、正真正銘のマグロなんですよ。(+1)」
こんな風に、返事に+1で何かを付け加えてみましょう。
上のように、プライベートな内容であればあるほど周りからは親近感を得られるし面白いです。
突っ込みやすく、話も広げやすいです。自分をさらけ出しましょう。
団体客はアツい!“ボス”を見極めよう
みんなで飲むのが好きで、経済的にも余裕のある方も多いです。
ボスのお連れさんの分もポイントになったり、バックが発生したりするお店も多くあります。
ボーッと待機しているのではなく、来店されるお客さんをチェックし、周りのキャストに聞こえないように黒服にコソッと「あのボスにつけて欲しいです」とお願いしてみてください。
黒服からの信頼があればつけてもらえます。
キャストと仲良しになれば団体接客も怖くない!
入店したてのお店では、まだそれほど、ほかのキャストとは仲良くないですよね。
お互い知らないことだらけで、周りのキャストもアナタに話を振りにくいワケです。
知らない女性と一緒に合コンに行くよりも、仲のいい友達と合コンに行くほうが盛り上がりやすいですよね。
そのお店での歴が長くなればなるほど、団体接客は楽になるはずです。
まとめ
- しゃべれなかったとしても焦らない!
- テーブルマナーはキチンと!
- リアクションだけはしっかり!
- 話を振られたら“返事+1”を意識する!
- 団体客はボスを積極的に狙う!
- キャストと仲良くなれば団体接客は楽になる!
以上を心がけてみましょう!