<トークで盛り上がる話題集> the best 16

2019/6/8

軽妙洒脱けいみょうしゃだつ
軽やかでしゃれていること。俗っぽくなく、さわやかで洗練されて巧みなこと。また、そのさま。


「お客さんとの会話に詰まる…」
「何を話せばいいかわからない…」

なんて初心者の方も多いと思います。
接客中によく出てくる話題や、話を振りやすい話題を事前に整理して把握しておくと、トークもスムーズにできますよ。

服装・持ち物

初対面の場合、目に見える情報を元にした話題は話をしやすいです。カバン・時計・ネクタイ・カフス、持ち物だったらライターなど…いろいろ注目してみましょう。

経験の浅いキャバ嬢さんは、なんとかほめようとして、その結果感情がこもっていないことが多いです。無理におだてるのではなく、自分がいいなと感じたところを、感情を込めてほめましょう。すると、お客さんからも何らかの返答があるはずです。

「昇進祝いにもらった」とか「父の日のプレゼント」とか、お客さんの返答から盛り上がりそうな話題であれば掘り下げて聞いていきましょう。

出身地

都会だと、地方から上京している人も多いですよね。お客さんの出身地と自分の出身地が一致した時にはその話で盛り上がれるし、違くても旅行に行ったことがある地域だと話しやすいはずです。

単純に「出身はどちらですか?」と尋ねるより、「なんだか男らしい九州男児って雰囲気ですよね。もしかして九州出身ですか?」と尋ねてみるなど、質問の仕方を工夫しましょう。「年齢は?出身は?お仕事は?」と単純に聞いていると、警察の職質みたいで楽しくありません

休みの日の過ごし方、趣味

休みの日の過ごし方を聞くと、大抵は趣味の話になります。お客さんがその趣味に熱中していれば、その話を掘り下げると盛り上がれます。

自分と同じ趣味の場合、お客さんより自分の方が詳しいなんて事があるかもしれません。つい教えてあげたくなると思いますが、そこは「自分はあまり詳しくないから教えてほしい」という姿勢を徹底してください。「知ってます」なんて態度を取られると話す気も失せますし、話す前からどうせ俺より詳しいからなぁ…と、せっかく盛り上がった話題が消えてしまいます。

長期休暇の過ごし方

GWやお盆などの長期休暇の前後には、誰が相手でも自然に使える話題です

大型連休の場合は、前もって旅行を計画して楽しみにしているお客さんも多いので、盛り上がる事も多いです。

映画や好きな音楽

映画好きのお客さんも多いので、アナタのオススメ映画を面白おかしく伝えられる小ネタを用意しておくと喜ばれます。

お店の近くのオススメのお店

「じゃあ今度一緒に行こう!」に発展しやすいです。食事の誘いを受けただけですが、「めっちゃ嬉しい~!○○さんと同伴うれしい~!」と喜びましょう。

お客さんがすすめてくれたお店にケチをつけたり「そこよりもこのお店の方がおいしい」と言うのは絶対にやめましょう。

昔流行った歌

「ジェネレーションギャップ感じるねぇ」みたいな話題になった時にこの話題を振ってみると、意外に盛り上がります。学生時代などに聴いていた音楽を思い出すからでしょうか。

お客さんにお連れの方がいた場合は、その方も一緒になって盛り上がってくれる話題です。お客さんのいう歌を知らない場合は、正直に「話振ったくせに、何も知らなくてごめんなさい」と言い、お客さんが帰ってから実際にその曲を聴いて感想を伝えてあげると喜びます。

大切なのは共感です。

全国の繁華街

出張の多いお客さんって多いですよね。そんなお客さんは、出張先の繁華街に行くのを楽しみにしている人も多いです。繁華街だけじゃなくて、出張先で楽しみにしている食事ネタ、その地域ならではのエピソードも話してくれるはずです。

逆に、出張でアナタの地域に来ているお客さんに対してオススメできるお店やスポットを準備しておくと役立ちます。紹介してあげたり、予約を代わりに入れてあげると喜ばれるし、お礼代わりにまたお店に来てくれるかもしれません。

「自分に得がないのにそこまでしてくれるの?」ということに男性は弱いです。

似ている有名人

お客さんから「○○に似てるね!」と言われること、ありますよね?そんな時は「お客さんは○○さんにソックリですね!」と返しましょう。

絶対に喜びそうな人を選んでください。もしお客さんがそれに納得していない場合は「頼りがいがありそうだから、そう見えるのかな?」という感じで、ポジティブな印象を伝えると効果的です。

さらに言うと、どちらが先でもいいですが、「○○に似ている」ということはオリジナルはお客さんではないですよね。お客さんの方が、年齢が上の場合は「○○さんが芸能人の△△に似てるんじゃなくて、芸能人の△△が○○さんに似てるんですね」と付け加えてみましょう。ちょっとした事ですが、プライドの高い男性は喜びます。

お酒の失敗談

「お酒飲むとどうなりますか?」

ベタですが、お客さんは案外楽しそうに答えてくれるし、失敗談も交えながら話も盛り上がる事が多いです。また、話の流れで好きなお酒の種類や銘柄も把握できます

あとは、自分のお酒にまつわる失敗談も用意しておきましょう。自分の失敗談や弱い側面を見せることで、親近感は急に高くなります。うまく隙をみせましょう。

お酒好きで強そうな人には特にオススメの話題です。

小学生のころの憧れの職業

昔の思い出を懐かしむことができる話題というのは、場が和むものです。誰にだって、“追憶の時間”というのは必要なものなんです

過去の憧れの職業の話から今の仕事のついて聞いてみると自然ですし、お客さんからあれこれしゃべってくれます。

学生時代の就活の話

「親の仕事を継いだけど、当時は嫌だった」
「ある出来事で夢が180度変わった」 etc…

お客さんのバックグラウンドを教えてもらえます。普通は他人に話さないコアな情報を掴んでいきましょう。

初恋の話

初恋や今まで一番印象に残った異性の話は、盛り上がる話題の一つです。

今現在の恋愛の話とかは、出会ってすぐ聞くと場合によっては失礼にあたるかもしれませんが、過去なら問題ありません。お客さんも話しやすいはずです。

好きな異性のタイプ

単純に「どんな人が好きですか?」と聞くより、フェチに関する質問だとより具体的で面白い答えが返ってくることが多いので話が盛り上がりやすいです。アナタ自身も、フェチネタを話せるように準備しておきましょう

アナタのフェチネタが、あまりに下品にならないように気を付けましょう。

モテ期

どんな状態でも「どうモテたか?」の話は盛り上がりますし、ある種の武勇伝みたいなものなのでお客さんも気分よく話すことができます。

逆に自分のモテ期については、自慢話になるので話す必要はありません。もし聞かれて話す場合は「自分はモテなかった」という面白い小ネタ話を用意しておきましょう。

もしお客さんにモテ期が今まで存在しないという人がいれば

「周りの人は見る目なかったんですね」
「本当ですか?実はモテモテなのに、気付いてなかっただけじゃないですか?○○さんって鈍感そうなところありますもんね笑」

なんて言いながら違う話にシフトさせればOKです。

下ネタ

最も盛り上がる話題です。キャバクラに来るお客さんで、嫌いな人はいないと言えるほど、皆大好きです。男性だけでどんどん盛り上がって、どう反応したらいいかわからない…なんてシーンもよくありますよね。

お客さんから話を振られたときに、普通に流してしまうと場がシラケたり面白みがないです。かといって、あまりにも下品な質問に正直に答えるのも品がなくなります。何か振られたら「○○さんは?」と質問返しして、自分は「わかりません(笑)」と満面の笑顔で答えるのもアリです

ただ、こんな時に対応できるよう、下品にならない程度の話せるネタを準備しておくといいでしょう。若いお客さんの場合は、少々下品でも大丈夫です。


好きな話題、盛り上がる話題はお客さんによって違います。特にフリー席では、自分の持ち時間が限られています。短い時間の中で自分の事を気に入ってもらい場内指名をもらうには、テンポよく色んな話題を振っていき、盛り上がりそうな話題をいち早く見つけることです。

盛り上がりそうな話題を見つけたら、その話題をどんどん掘り下げて盛り上げていきましょう。